特定技能の自動車整備分野のビザを取得するために必須の技能試験についてご説明いたします。

特定技能試験を実施している国

  • フィリピン
  • 日本
  • 特定技能の試験日

    現在コロナウイルスにより2021年の試験は調整中です。 更新はこちらをご確認ください。

    特定技能の受験資格

    ・17歳以上の者

    特定技能試験の種類

    試験は日本語での受験となります。

    (1)試験
    ①と②の試験に合格する必要があります。

    ①試験により技能及び業務上必要な日本語の能力評価
    「自動車整備分野特定技能評価試験」又は「自動車整備士技能検定試験3級」

    ②日常生活で必要な日本語能力の評価
    「国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)」又は「日本語能力試験(JLPT)のN4以上」

    「国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)」の情報はこちらからご覧いただけます。
    https://www.jpf.go.jp/jft-basic/
    「日本語能力試験(JLPT)」の情報はこちらからご覧いただけます。
    https://www.jlpt.jp/

    (2)技能実習からの移行
    「自動車整備職種、自動車整備作業」の第2号技能実習を良好に修了した方は、上記(1)の①②の試験は免除になります。
    また、職種・作業の種類にかかわらず、第2号技能実習を良好に修了した方については、上記(1)②の試験は免除になります。

    特定技能評価試験の形式、問題数及び試験時間



    ①学科試験の形式、問題数及び試験時間
    出題形式は、真偽法(○×式)
    問題数は30問、試験時間は60分
    ②実技試験の形式、問題数及び試験時間
    出題形式は、いくつかの課題について作業試験または図やイラスト等を用いた状況設定において正しい判別、判断を行わせる判断等試験により行います。
    問題数は3課題で、複数の設問を設け、試験時間は20分

    特定技能試験の受験料

    受験料:4,300円

    特定技能試験の問題内容

    どのような問題が出るのでしょうか?
    こちらは試験内容の一部サンプルです。

    まとめ

    特定技能「自動車整備」の外国人の人数が法務省のデータで発表されていますが、現状はまだまだ受け入れ目標数には達していません。
    自動車整備士の日本人の技術者の平均年齢は年々上がり、若者の業界離れが懸念されています。
    有効求人倍率は3.73%と他の業界よりも高く、外国人が活躍できる場が今後広がりそうです。