特定技能の外食分野のビザを取得するために必須の技能試験についてご説明いたします。

特定技能試験を実施している国

                 
  • インドネシア
  • ミャンマー
  • フィリピン
  • カンボジア
  • 日本
  • スリランカ
  • ネパール/li>
  • タイ
  • 特定技能の試験日

    会場によって異なります。 試験日は臨時更新されます。 日程表https://otaff1.jp/gaisyoku/

    特定技能の受験資格

    ・17歳以上の者

    特定技能試験の種類

    試験は日本語での受験となります。

    ◯外食業特定技能1号技能測定試験 問題数 全45問
    試験時間  80分
    学科試験
    ・衛生管理(10問)
    ・飲食物調理(10問)
    ・接客全般(10問)
    実技試験
    ・衛生管理(5問)
    ・飲食物調理(5問)
    ・接客全般(5問)

    留意点


    ・試験には申し込みが必要です。試験申し込み期間中にのみ、申し込みが可能です。
    ・試験は選択式の筆記試験になります。(えんぴつと消しゴム持参。シャープペンシル不可。)

    特定技能試験の申し込みの仕方

    まずはインターネット上でマイページの登録をし、試験申し込み期間に申し込みをします。

    マイページの登録方法はこちら→ https://otaff1.jp/img/file/mypage_guide.pdf

    マイページの登録のURLはこちら→ https://otaff1.jp/registration_tmp/

    受験料:7,000円

    特定技能試験の問題内容

    どのような問題が出るのでしょうか?
    試験問題は厚生労働省のHPに記載されているテキストの中から出題されます。
    テキストの内容は繰り返し読み、理解しましょう。

    テキスト:衛生管理
    https://www.jfnet.or.jp/contents/_files/gaikokujinzai/jf_hygiene_controls_text_ja_v1.2.pdf

    飲食物調理
    https://www.jfnet.or.jp/contents/_files/gaikokujinzai/jf_preparation_of_food_and_drink_text_ja_v1.1.pdf

    接客全般
    https://www.jfnet.or.jp/contents/_files/gaikokujinzai/jf_customer_service_text_ja_v1.1.pdf

    テキストの一部内容

    衛生管理
    ・食中毒について
    食中毒の原因となる細菌やウイルスはどのような種類があるのかや、予防方法や食品の管理の仕方学習内容が組み込まれています。
    ・HACCPについて
    HACCPとは、Hazard Analysis and Critical Control Pointの頭文字を取った省略文字です。
    具体的には、原材料の入荷から製造までの重要な工程において、安全性をチェックしていく衛生管理の方法です。
    飲食店では、たくさんの食品を作るため、食品を次のようにわけます。
      • 1, 加熱しないもの 「刺身, 冷奴, サラダなど」
      • 2, 加熱するもの 「ステーキ, 焼き魚, ハンバーグ, 天ぷら, 唐揚げ, ごはんなど」
      3, 加熱と冷却を繰り返すもの 「カレー, スープ, ソース, ポテトサラダなど」
      この3つのグループに対して、それぞれの作業工程で危険なポイント(重要管理のポイント)を見つけて管理します。 この衛生管理の方法を「HACCPの考え方を取り入い衛生管理」といいます。 食品を10℃~60℃の温度帯(危険温度帯)においたままにすると、食品についた細菌がどんどんふえてしまいます。 しかし、この危険温度帯でも短い時間であれば、人ひとに害をおよぼすほど細菌はふえません。 きちんと管理しないと人に害を及ぼす最近が増えてしますことを「重要管理ポイント」と呼びます。 3つのグループに分けた食品はそれぞれ重要管理ポイントが異なります。

    まとめ

    この外食業の特定技能技能試験では食品を取り扱う上で重要や調理する前の基礎、日本の接客などが学べます。
    衛生管理などは、日本人であれば家庭科の授業で勉強し、なんとなくの知識があると思いますが、国によってはそういったことを勉強しない国もあります。
    また、他国と比べると丁寧な接客であり、日本独自のおもてなしやルールに関しては大きな違いがあると思います。働いてからではなく、働く前からこのような知識を持つことは非常に大事なことでしょう。